アニメ『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』第1話のあらすじと感想。ネタバレあり
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原作・みなつき、作画・二ツ家あすによる漫画のアニメ化です。
「全国書店員が選んだおすすめコミック2017」では3位に選ばれた人気作。
動物とのアニメ、特に猫は大好きなので第1話を観てみました。
第1話「未知との遭遇」
両親を事故で亡くした朏素晴(みかづき すばる)。
ミステリー作家の仕事をしており、ペンネームは「三日月」。
担当編集者の河瀬篤(かわせ あつし)に打ち合わせのときに人気のカフェで待ち合わせするが、人嫌いの朏素晴は人が多すぎてすぐに帰ってしまう。
昔から両親にも外出させられようとするくらい人嫌いだった。
そんな両親のお墓に好物だった刺身を供えようとしているときに、猫が釣れる。
猫を見てみると、口元が母親に似ているとも思える。
と、そこでネタが思いついた素晴は自宅に猫を連れ帰る。
猫とのミステリー小説で、発想も面白そうな話です。素晴が猫の行動を見て想像する内容がまた面白くて。
想像をかきたてられて構想をねっていると、友人の矢坂大翔(やさか ひろと)がやって来て冷蔵庫をあさって魚肉ソーセージを食べている。
一人が好きな素晴だけれど、こういう友達がいるのを見ると少し安心します。
素晴が猫を飼っているのを知って本気で喜んで嬉しそうなのが良い関係そうです。
素晴が人から話を聞きたくない理由に、自分で想像したいからというのが大きそう。
猫の資料もあると読んでしまって、想像を断ち切られることになるからと。
猫が素晴を部屋の外からジーっと覗いているのも、スパイと思うくらい想像力が豊かなので自分で考えたいというのもうなずけます。
トラップをしかけられたと思ったり、面白い。
それでも猫のことについて無知すぎる素晴は担当者に渡された資料を見る。そこにはネコが物を持ってくるのは、ボスへの貢ぎ物と書かれてあって、猫に何かを期待されていると思い込む。
原稿を書くのに食事も忘れていた素晴は、倒れてしまう。
連絡が取れないのを心配した河瀬さんが来てくれる。
気が付いた朏は、原稿もメモに書けていて猫のエサも空になっているから食べたみたい。
と、今度は猫からの視点になって、ずーっと動かない朏素晴を不思議に思う。
でも食べ物はちゃんとくれるし、お返しを仕返ししようとする。この「仕返し」しようという言葉は猫が間違って覚えているみたいです。
人間がご飯を食べないのを心配している猫からの視点も可愛いです。
猫視点のストーリーを見て、やっと朏素晴が猫のエサを手づかみで食べて一気に原稿を仕上げて眠ったというのが分かります。
そしてまぐろの缶詰をもらった猫はここにいてあげると思う。
普通に可愛くて主人公の朏素晴も想像力が豊かなのが面白いです。