漫画『王室教師ハイネ 1巻』赤井ヒガサ著のあらすじ、感想。ネタバレありです
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アニメがとても面白くて、以前に楽しく観たのを覚えています。
グランツライヒ王国のヴァイスブルク宮殿に王室教師として呼ばれたハイネ・ヴィトゲンシュタイン。
ハイネは、ブランツライヒ国王直々に手紙をもらう。
個性豊かな4人の王子を教えることになった家庭教師ハイネと4人の王子たちの物語。
ブランツライヒ国王には5人の王子と1人の姫がいます。
国王はハイネに手紙で、
長男の王子は優秀で国王候補だが、万が一の時を考えてハイネに弟の王子たち4人の家庭教師として教育してほしいと頼まれる。
王家のヴァイスブルク宮殿に到着したハイネは、小さくて可愛いから門のところで子供と間違われてしまう。
気にしてないとハイネは言いながらもむくれているのが可愛いです。
しかし今までも王室教師のことでは問題があって、王子達の家庭教師はみんなすぐに辞めてしまうという。
ハイネはプロの教師として、どんな王子たちでも教育してみせると意気込んでいます。
王子達が待っている部屋へと案内されたハイネは、王子達から
「Ich freue mich, Sie kennen zu lernen. Herr Wittgenstein.」と挨拶をうける。
ドイツ語なので、いつかのドイツの時代がモデルとなっているのでしょうね。
美しい王子達にハイネが見惚れていると、
第4王子のレオンハルト・フォン・グランツライヒから「指図することは許さない」と言われる。
次に走ってきた王子にキャッチされ、ちっちゃーいと言われながらプラーンプラーンと持ち上げられるハイネ先生。
それが第5王子であるリヒト・フォン・グランツライヒ、通称リヒト。
三男のブルーノは、ハイネが大学を出ていないと聞くと「・・・そうか」と返事して冷たい視線になってしまって。
次男のカイは、「・・・せ・・・ろ・・・」としか聞き取れない言葉と、ギロっとハイネを睨んでいるように見える眼光の鋭さ。
4人とも教師という存在を嫌っているようだが、
ハイネはそんなこと関係なく王子達一人ひとりと面談して教師としての仕事、生徒を教育すると宣言。
特に勉強嫌いのレオンハルトは兄弟全員の力を使ってハイネを追い出そうとするが、
一人になりハイネ先生の面談を最初に受けることになる。
ハイネの面談を受けるレオンハルトは勉強が嫌いで、今までも家庭教師から比喩でなく逃げていた。走ったり馬に乗ってだったりと。
そんなレオンハルトは反省日記をつけていて、ハイネに見られて音読されてしまってテストをすることになる。
次は第3王子のブルーノ王子の面談。
こちらは実力テストを素直に受けるが、ハイネの実力も知りたいと言う。
さまざまな勝負を挑むが、ブルーノはハイネに勝てなかった。
ハイネが天才と知って、師匠と呼ぼうとするところも面白いですね。
末っ子王子のリヒトは社交的で女性と遊んでいることが多い。
が、内心では何を考えているのか分からないままとなった面談。
第2王子のカイ王子を探そうとしていたハイネは、わんちゃんにファイルをとられて追いかける。
すると中庭で寝ているカイ王子。
ガバッとカイ王子が急に起き上がってハイネの手をつかみ、「間違えた」と・・・そして犬の手をさわっている。
カイ王子は時々全部がだるくなって、そんなときにこのお気に入りの場所で寝てると話す。
目つきが鋭いのは生まれつきで、口下手で誤解されることがよくあるということだった。
そして王子達と全員が集まるようにと約束した時間。
テストの点数が悪かったレオンハルトは、逃げてしまう。
初めての幼い頃の家庭教師が厳しくてそれから教師を嫌うようになったと聞いたハイネは教師は敵でないことを教えると言って追いかける。
レオンハルトに追いついたハイネだけれど、馬を逃がしてしまって二人で野宿というオチでした。
そうしてハイネは歓迎会もしてもらって一番下の妹、アデル姫とも出会う。
みんなに歓迎会をしてもらってハイネも幸せを感じて眠りにつく。
ハイネ先生が冷静そうで、小さいのを言われるとむきになるところが可愛いです。
4人の王子達も一人ひとり違って、みんなが面白い個性の持ち主。クセが強いとも言うのかもしれないけど、私は大好きです。